Fate/Requiem、Fate/Grand Orderのボイジャーくんに興味を持って、
ボイジャー探査機と縁深いカール・セーガン博士の著書『COSMOS』上下巻を読み出した話です。
1.カール・セーガン博士とボイジャー1号
ボイジャー1号・2号に搭載されたゴールデン・レコードは
・世界各国の言語による挨拶
・地球生命の画像
・ベートーヴェンの交響曲、ジャズなどの世界各国の音楽
これらの「地球にまつわる事物」を収録したディスクを
地球外生命体がいずれ受け取るタイムカプセルとして搭載しようという、
カール・セーガン博士の遊び心と探究心によるものです。
「ペイル・ブルー・ドット」は1990年2月14日(!)にボイジャー1号が
約60億キロメートル彼方の太陽系の端から撮影した太陽系惑星写真。
その中の「淡く、青く、小さな点」として写った地球のことです。
fgoに★5SSR・フォーリナーとして実装されたボイジャーの宝具名でもありますね。
2.カール・セーガン『COSMOS』上・下とは
「COSMOS」上・下巻はカール・セーガン博士の著書です。
宇宙と科学全般について歴史上・神話上の様々なエピソードや自身の
太陽系惑星の探査活動への関わりを交えて様々な切り口から紹介しています。
アレキサンダー大王、ナポレオン、コロンブス、
シバ(シヴァ)神、シュメル神話、アステカ神話、etc…
fgoプレイヤーとしては上下巻をパラ見しているだけで、
気になる名前が出てくる出てくる。全選手入場ってか。
日本語訳版は1980年に朝日新聞社で上下巻が刊行。
入手して紹介するのは復刊した朝日選書版です。2013年第1刷発行。
上巻巻末にオリジナル版から復刊までの33年間の科学的成果・学説も収録されています。
3.カール・セーガン『COSMOS』上1「宇宙の浜辺で」を読んで
fateシリーズの征服王イスカンダルでおなじみのアレキサンダー大王。
彼が建設した古代アレキサンドリアの図書館と周辺施設、そこで学んだ人物の人類史上の学問への貢献ぶりが伺えました。
コロンブスのやらかしはいわゆるコンキスタドール案件そのものではありません。
ヒントは前に挙げたエラストステネスという人物の事績です。
気になった方は是非『COSMOS』上を読んで確かめてください。
『COSMOS』上巻、下巻を購入できるショップへのリンクはこちら↓
おまけ:参考文献・ウェブサイト
「宇宙の起源」チン・ズアン・トゥアン著 佐藤勝彦監修 創元社
「TYPE-MOON展 Fate/stay night -15年の軌跡-」(会期終了)で展示されていた本棚にあった気がします。
ボイジャー1号に搭載されたゴールデンレコードの説明と写真とかが載ってます。
参考ウェブサイト
ボイジャーに積まれた金色のレコード多摩六都科学館 館長コラム 2013/10/17
史上最遠からの地球「ペイル・ブルー・ドット」撮影秘話 撮影から30年、単なる「点」の写真が愛され続ける理由
ナショナルジオグラフィック ニュース 2020.8.12
宇宙人へ贈った「ゴールデンレコード」40周年記念ボックスをクラウドファンディングで再発決定
DI:GA ONLINE ニュース 2016.10.10 16:00
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