Kindleセールで買ったおもしれー!予感の講談社学術文庫3冊

当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。

jizoutake-Fuji お気に入り

5/5まで講談社学術文庫大体がKindle50%還元だってよ!!!

とりあえず悩んでコレだと思う3冊買ってみた。

筆者がとりあえず買った3冊

菩薩 由来と信仰の歴史 (講談社学術文庫) Kindle版

パラ見段階だよ〜。わあゾワゾワ。
とりま気になったところ。

地蔵菩薩のところ。
大地の擬人化的性格について最初に触れられている。

焔摩天(閻魔王)が地蔵菩薩の化身なのは
玄奘三蔵訳の『地蔵十輪経』ですでに言われていた。
地獄の獄卒や諸々の住人に成り代わって説法するネタも『十輪経』に。

別の経文には地蔵の前世は女子だったネタもあるそう。

本書に載っていた密教の地蔵像は坊主頭の比丘姿でなく、
ヒラヒラとかつけて髪ゆって宝珠なんか持ってました。

六道全て、特に地獄に落ちた衆生を救うことから、
「日々カツカツで徳行とか無理ゲーだよ地獄に落ちるかねえ!」な
民衆の間で11世紀ごろからポピュラーになってきた地蔵菩薩。

しかし時代が下り、
「悪人でも阿弥陀様がみんな極楽往生!」な
法然・親鸞の鎌倉新仏教系浄土教に押される。

過激な阿弥陀専修派に「地蔵は地獄!」「阿弥陀様と並ぶな!」と
地蔵像が引きずり下ろされたり、すりつぶされたり。

ええ、ええええええええ…?
うわ、うわー。

馬頭観音の別名の一つが忿怒持明王とか、
太陽の車を動かすインドの馬神について
馬頭観音の項で触れられてたり。

他のところもゾクゾクするネタいっぱいだろうなあ。
コワイコワイ(まんじゅうコワイ)。

霊山と日本人 (講談社学術文庫) Kindle版

まだパラ見段階ですがゾクゾクするネタいっぱいです。

大峰山系で天河弁財天を祀った弥山、
広島の厳島神社の背後の弥山、
北アルプスの妙高山。
それらは仏教で宇宙そのものを表す須弥山に因んだ名だそうです。

日本の霊山に祀られている「権現」。
インドのウパニシャッドの思想においての
太陽やシヴァやヴィシュヌなどの神々。
そこにある共通点を見出して…と言った部分も。

ゾクゾクしますね。

インドの霊山の一部が日本に飛んできた。
ヒマラヤは悪魔、魔女、妖精、死者の住処として恐れられもした。

わあ、ゾクゾクするぅ…



興亡の世界史 東インド会社とアジアの海(講談社学術文庫) Kindle版

「はじめに」を読んだ。

17世紀にアフリカ、アメリカ大陸を含めた
地球全体規模のモノと人の行き来が本格的にスタートしたと。

ヨーロッパ諸国の「東インド会社」を軸に
17世紀〜18世紀の世界全体の変化について
西洋史、東洋史、日本史に跨って語る本だそうです。
「アジアの海」が当時の物流の中心だったとも。

  • 関ヶ原の戦いが1600年
  • イギリスの東インド会社設立1601年
  • オランダの東インド会社設立1602年

江戸時代はまさに世界が大きく変わっていく17〜18世紀の200年間の中にあるとこの数字を見ると実感する。

…あ、出コロンブス。

気になったやつはとりあえずチェックだ!

歴史・信仰系はかなり濃ゆいの揃ってるから
溺れないよう気を付けつつ楽しい探索の航海を!!!

Amazon 講談社学術文庫

え、講談社選書メチエも50%オフだって?

コメント

タイトルとURLをコピーしました